大東流から白鳳流へ

HAKUHOU-RYU

大東流から白鳳流へ

白鳳流合気武道より以前には、大東流合気柔術 白鳳会を名乗っていた時期がありました。なぜ大東流の名をはずしてまで、白鳳流合気武道の創建の必要があったのか。それは技法体系が大東流の教授システムの枠を超えるものになってしまったこと。入門当初からでも合気修得のための稽古体系を構築したこと。さらには合気修得のための妨げとなる理由により、当て身を廃止したため、大東流会派の稽古体系としては異質なものとなってしまいました。そのような事情によって2002年8月、新たに白鳳流の合気武道として歩み始めることとなりました。

白鳳流合気武道は、人間を心身一元として扱い、感覚と意識を重視した武道です。

合気については、テクニカルな面ばかりが表に立っている傾向が強いのですが、実は技法面ばかりでなく心法の側面が裏にはあります。白鳳流合気武道は、人間を心身一元の存在として取り扱っており、心と身体は一体であり切り離せるものではありません。
技法面から心法への流れは、初伝から奥伝への流れでもあります。

白鳳流では入門当初より合気を学べる稽古法として、合気十法が用意されております。すなわち座技合気投五法と諸手捕五法です。その前段階として基礎である、いろは鍛錬12法。基本である合気拳法(全22種)を稽古して白鳳流の身体を、錬磨してゆくことになります。